ハンドル幅
Tioga(タイオガ)の「T−FORCE」というアルミハンドル。
形は今と同じ「アナトミックシャロー」
幅は何と340ミリ(芯−芯)
多分、このサイズを使う人は滅多にいないだろう、、、
しかも、この幅のラインナップがあるものはものすごく限られ、しかも7000番系アルミ(7075)は更に絞られる。
おそらく、日本で売られているロード用ハンドルではこれだけではないだろうか??
今使ってるのが380ミリなので40ミリの減少。
360ミリと迷ったけど、思い切って最小幅までやってみた。
一般的にはジュニア向けサイズなんだろうな・・・
機材の話題といえば、フレームやホイール、サドルとかは良く耳にするけど、あまり話題にならないハンドル幅。
でも結構重要だったりする。
ハンドル幅を狭くするメリット、、、
1)空気抵抗が減る
狭くなった分、腕も締まり前面投影面積が減少する。
2)剛性が上がる
ステムからの出っ張り長が短いので、テコの原理で硬くなったことになる。
3)重量が軽くなる
短くなった分は当然軽くなる。でも僕はこのメリットは殆ど興味ナシ・・・軽量マニアにはオススメかな、、、
4)力が入れやすくなる
これは個人差があるかも・・
でも、目を閉じて真直ぐ腕を伸ばしたときの幅が一番力が入りやすいというから、その幅は今使ってるハンドル幅より狭いし(30センチくらいだった)実際に力が入りやすいと感じる。
5)集団内で位置取りしやすくなる
少しの差かもしれないけど、ここは結構重要(ロードレース限定)逆に幅がいるときは肘出しで調整・・(笑
今度はデメリット、、、
1)バランスがとりにくくなる
綱渡りとかで手を広げてバランスをとるのと一緒で、狭くなると調整がシビアになる。
2)ダンシングが難しくなる
1)に関連して・・当然コーナリングにも影響する。
3)呼吸が苦しくなる
腕が締まる=肺が広がらないので幅の広いものに比べたら呼吸が少ししづらくなる。
ざっと挙げればこんなところかな・・・
今使ってるのも380ミリなので狭い方かもしれないけど、もっと狭くても問題なさそう。
ていうか、そこまで狭くする必要があるのか??と自分自身で思ったりもするけど、やっぱりメリットは大きいと思う。
デメリットを克服すれば有利であることは間違いない・・・かな??
幅が狭くなった分、ステムも10ミリ伸ばして130ミリにしようかな・・・と計画中。
まぁ、とりあえず乗ってみてから考えよう。
もしかすると元に戻すかもしれないし、、、